「ソーシャルレンディングを始めたけど、税金について全く分からない!」
「確定申告はソーシャルレンディングでの利益も必要なの?」
「ソーシャルレンディングで損失が出たときの税金はどうなるの?」
という、疑問にお答えします!
SNSでもこんな声が↓
投資は投資信託とソーシャルレンディングやってて、まぁマイナスになってないだけマシなんだけどどうにも増えるペースが遅くて、こんなんじゃいつまで経っても5000兆円貯まらないからFXに手を出すぞ
しかしFXって源泉徴収されんから確定申告いるんか、めんどくさ…— 極楽浄土ライブするってよ (@gokuraku_offici) April 13, 2019
ソーシャルレンディングの確定申告に来てます。20万以下なので申告の必要がないと言われたけど、源泉徴収は取り返したいし、何より業界の知名度と発展のためにやりたいと思います。某市役所の税務課の人に「これってFXですか?」と言われたし笑
— ミウラ義村 (@WptRtYVTtlxmj63) March 12, 2018
結論は、ソーシャルレンディングで確定申告が必要かどうかと言われると
ソーシャルレンディングの利益額によって確定申告が必要かどうか変わります!
確定申告ポイントは、
- ソーシャルレンディングは雑所得に分類される
- ソーシャルレンディングの利益が20万円以上になった
- 損失(トータルでマイナス)の場合は必要ない
ざっくり上記にまとめましたが、細かい内容もあるので後述していきます。
また、もし確定申告をしなかった場合にどうなってしまうのかも知っておきましょう!
- ソーシャルレンディングの確定申告をしなかった場合→脱税
脱税はまずいですね…今すぐにでも、この記事で自分は確定申告が必要かどうか確認しましょう。
ソーシャルレンディングで確定申告が必要な人とは

ソーシャルレンディングで確定申告が必要なる場合は、給与の支払元と収入額によって細かく変わります。
まず、確定申告が必要のない場合から確認します↓
- 給与の支払いを1ヶ所のみから受けており、年間給与収入が2000万円以下、かつソーシャルレンディングの所得合計が20万円以下の場合
- 給与の支払いを2ヶ所以上から受けており、年間給与収入が2000万円以下、かつ年末調整をされていない給与の収入金額と、ソーシャルレンディングの所得合計が20万円以下の場合
- 公的年金の収入金額が400万円以下、かつ公的年金以外の給与及びソーシャルレンディングの所得合計が20万円以下の場合
- 給与、及び公的年金、ソーシャルレンディングの収入額が、基礎控除(38万円)や社会保険料控除などの控除額合計以下の場合
分かりやすく言うと、
ソーシャルレンディングの収入額が20万円以上なら確定申告してください
という内容ですね!
ソーシャルレンディングの確定申告の方法

確定申告の仕方は3つあります↓
- 書類を税務署に直接提出する
- 書類を税務署に郵送する
- e-Taxでオンラインで提出する(※マイナンバーカードとICカードリーダーが必要)
この中では「書類を税務署に郵送する」のが現実的ですね!
確定申告に必要なモノがあります↓
- 源泉徴収票
- 年間取引報告書
- マイナンバーカード
確定申告の書類作成は国税庁のHPから行いましょう↓
利用ガイドが分かりやすくて、なんといっても間違いがありませんね!
ソーシャルレンディングの確定申告をしなかったらどうなる?

もし、確定申告をしなかった場合どうなるのでしょう?
大きく3つのパターンがあります↓
1:無申告加算税が発生
無申告加算税は確定申告書を提出しなかった場合、納付すべき本税に加えて課される罰金的な税金です。
無申告加算税は、納付すべき税額に対して、50万円までは15%、50万円を超える部分は20%の割合をかけた金額となります。
自主的に期限後に申告をした場合には、5%の割合をかけた金額に軽減されます。
2:延滞税が発生
期限までに完納しない場合に課せられる罰則的税金です
原則として納期限の翌日から納付する日までの日数に、利息に相当する延滞税が自動的に課されます。
延滞税の税率は、年分ごとに変わります。
3:故意に確定申告をしないと犯罪に
納税の義務がある人が不正な手段によって納税義務を免れると、重大な犯罪です。
無申告が発覚し、かつ故意に納税を免れる意思があった場合、「5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、または、その両方」が課されます。
また、単純無申告で故意に税金を免れる意思がなくても、「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」が課せられることがあるので注意が必要です。
ソーシャルレンディングの確定申告は確実にお早めに!

ソーシャルレンディングの確定申告については、
- 20万以上の利益が出たら確定申告する
- しない場合は犯罪です
- 国税庁のHPで書類を作って郵送しましょう
毎年3月になると確定申告の時期で周りがざわつきはじめますので、早めの準備で確実に行いましょう。